障害者雇用で任せる業務一覧。事務・制作・SNS・動画の切り出し
障害者雇用で一番詰まりやすいのは、採用前より採用後です。任せる仕事が曖昧なまま始めると、本人も現場も何を成果とするか分からなくなります。まずは、毎月発生し、完成物が見える仕事から切り出します。
このページで整理すること
- 任せやすい業務は、毎月発生し、完成物があり、レビューできる仕事
- 制作業務は成果物が残るため、雇用と社内貢献を説明しやすい
- 初月は業務を広げず、1つの作業を安定させる
事務・データ入力
最初に候補になりやすいのは、定型的な事務とデータ入力です。名刺情報の整理、アンケート集計、リスト整備、ファイル名の統一、資料のページ番号確認など、ルール化しやすい作業から始めます。
ただし、個人情報や顧客情報を扱う場合は、アクセス権限と保存場所を先に決めます。情報管理が厳しい企業では、ダミーデータや公開情報から始める方が安全です。
- リスト整備
- アンケート集計
- 資料チェック
- ファイル整理
- 公開情報の収集
SNS素材・バナー制作
SNS素材やバナーは、サイズ、文字数、ブランドカラー、余白、保存形式を決めやすく、レビュー基準を作りやすい仕事です。最初はテンプレートを使い、文字差し替えやリサイズから始めると安定します。
成果物が見えるため、本人の成長も社内説明もしやすくなります。広報や採用チームに毎月一定量の素材需要がある企業では、障害者雇用の仕事として残しやすい領域です。
- Instagram画像
- 採用バナー
- サムネイル
- チラシのリサイズ
- 社内掲示物
動画編集・字幕入れ
動画編集は難しく見えますが、素材整理、カット、字幕、テロップ、BGM、書き出し、サムネイルに分けると任せやすくなります。いきなり企画全体を任せず、工程ごとに完成基準を作ります。
特に字幕入れや短尺動画の切り出しは、完成物が確認しやすく、SNS運用や採用広報とつながりやすい仕事です。
- 素材整理
- 字幕入れ
- テロップ修正
- 短尺動画の切り出し
- サムネイル作成
資料整形・デザイン補助
営業資料、研修資料、社内マニュアルの整形も候補になります。フォント、余白、見出し、表記ゆれ、画像サイズなど、客観的に確認できる基準を用意します。
資料整形は、現場社員が後回しにしがちな作業を減らせるため、社内の体感価値が出やすい領域です。
- PowerPoint整形
- 表記ゆれ確認
- PDF化前チェック
- マニュアル更新
- 図版差し替え
初月の決め方
初月は業務を増やしすぎないことが重要です。最初の1つを安定させ、レビュー時間、差し戻し理由、本人の負荷を記録します。その上で、2か月目以降に近い業務へ広げます。
Inclusive Studio では、相談時に業務候補を棚卸しし、初月に任せる作業、レビュー担当、検収基準まで一緒に決めます。
直接雇用、サテライトオフィス、常駐支援のどこから始めるべきか曖昧な場合は、初回相談で現状を整理できます。採用前に仕事と受け入れ体制を決めます。