障害者雇用で仕事の切り出しが難しい理由と、続く業務設計
仕事の切り出しが難しいのは、社内に仕事がないからではありません。仕事が人に紐づきすぎていて、任せる単位、判断基準、レビュー方法が見えないからです。
このページで整理すること
- 仕事を探すのではなく、既存業務を分解する
- レビューできない仕事は、任せる前に基準を作る
- 毎月発生する小さな制作・事務業務から始める
難しくなる3つの理由
一つ目は、担当者の頭の中だけに判断基準があることです。二つ目は、仕事の量が不定期で、本人の稼働計画を立てにくいことです。三つ目は、誰がチェックするかが決まっていないことです。
この3つが揃うと、本人の能力以前に運用が止まります。だから、採用前に業務を見える形に変える必要があります。
切り出しやすい仕事の見つけ方
毎月発生していて、完成物があり、差し戻し理由を説明できる仕事を探します。制作業務、資料整形、データ入力、チェックリスト運用は候補になりやすい領域です。
- 毎月10時間以上ある
- 完成物が残る
- 素材と完成形を説明できる
- レビュー担当者を置ける
切り出しを支援者と一緒に作る
社内だけで業務表を完成させる必要はありません。支援者がヒアリングし、本人に任せやすい単位へ分け、初月の業務量を調整します。
Inclusive Studio では、相談時点で業務が曖昧でも構いません。曖昧な仕事を一緒に分解するところから始めます。
制作業務委託をどこまで雇用へ移せるか、情報管理をどう切り分けるかが曖昧なら、初回相談で業務単位まで分解できます。