情報管理が厳しい企業の障害者雇用。制作業務を任せる線引き
情報管理が厳しい企業ほど、障害者雇用で任せる仕事が見つからないと言われます。実際には、機密情報を扱わない素材、権限を限定したアカウント、成果物ベースのレビューに分ければ、任せられる範囲は作れます。
このページで整理すること
- 最初から全社情報へ触れる仕事を任せない
- 素材、アカウント、端末、保存場所を分ける
- 制作業務は成果物ベースでレビューしやすく、権限設計と相性がよい
情報を渡さない前提で仕事を作る
顧客情報、個人情報、未公開情報に触れる仕事から始める必要はありません。公開済み素材、ダミーデータ、社内で加工済みの素材を使う仕事から始めると、情報管理の負荷を抑えられます。
動画の字幕入れ、サムネイル、SNS画像、資料テンプレート整形などは、素材範囲を限定しやすい仕事です。最初に扱う素材を決めることで、セキュリティレビューもしやすくなります。
権限設計の基本
共有ドライブ全体を見せるのではなく、案件ごとにフォルダを切ります。アカウントは個人ごとに分け、共有IDを避けます。作業端末、保存場所、削除ルールも最初に決めます。
- 作業フォルダを案件単位で分ける
- 素材は支援者または担当者が投入する
- 完成物はレビュー用フォルダへ出す
- 不要素材の削除タイミングを決める
外部支援に確認すること
支援者がどこまで素材に触れるのか、本人がどのアカウントを使うのか、トラブル時に誰がログを確認するのか。導入前にこの線引きを確認します。
Inclusive Studio では、制作業務の切り出しと合わせて、情報管理上の扱いを確認します。守れない仕事を無理に任せるのではなく、守れる仕事から始めます。
制作業務委託をどこまで雇用へ移せるか、情報管理をどう切り分けるかが曖昧なら、初回相談で業務単位まで分解できます。